フォルボ・ジークリング・ジャパン 新HACCPベルトなど3品種を上市FOOMAでお披露目

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掲載情報:2015/06/25発行 2面


フォルボ・ジークリング・ジャパンは、このほど食品搬送・加工用ベルト「ProsanフルシールHACCPベルトシリーズ」、同「ご飯搬送用非粘着ベルト」、軽搬送用平ベルト「飲料用紙容器製造工程ベルト」の3品種を上市、6月9日~12日まで、東京ビックサイトで開催された「FOOMA JAPAN2015」に出展し訴求した。 「Prosan」は、好評を博しているHACCPベルトの進化系。「Prosan」のネーミングはprofessionalとsanitaryを合わせたもの。ベルトの両面に耐湿熱性ウレタンコーティングを施し、衛生性・耐久性が格段に向上した。抗菌剤未使用ながら、抗菌・防カビ効果があり、ベルト表面が傷つきにくいため、カビなどの栄養源が残りにくい。またベルト両面を充分に洗えることから、クリーニングが容易で、洗浄時間も短縮でき、くり返しの洗浄にも耐えるなどの特長がある。エッジとベルトを完全一体化させるスマート・シールと併せることで、全方位コーティングでき、食の安全性がさらに確かなものとなる。タイプは1プライ、2プライともに白と青の計4タイプを新発売。近々に、品種を拡充する予定。
ご飯搬送用非粘着ベルト」は、離形性に優れた非粘着性ポリプロピレンをベルト表面にコーティング。高温や水蒸気などが介在する米飯や餅の加工・搬送で高い耐湿熱性を実現した。粘着性が高い残留物がベルト上に残りにくく、搬送物を円滑にリリースする。 また「飲料用紙容器製造工程ベルト」は、新素材のRコーティングを施し、従来のゴムコーティングベルトの問題点を解決。摩擦係数が高く、耐摩耗性に優れ、摩耗粉の発生が少ないため、異物混入や付着が防止でき、より衛生的で効率の良い紙容器の製造が可能。屈曲や紫外線によるクラックの発生がなく、長い交換サイクルを実現。低温環境下でも硬化しにくく、円滑に始動するため、ランニングコストの削減に貢献する。EU10/2011およびEC1935/2004に適合。21CFR FDA規格に適合しており、食品の直接触が可能な製品。
この他、「食品搬送・加工用ベルト「スマート・フード シリーズ」、製パン・製菓工程用モジュラーベルト「プロリンク」などを出品し、訴求した。  また同社では、博多・金沢・仙台でフォルボ・フォーラムの開催を予定としており、これら製品群の認知を深めていく。