Vベルトの反転,ねじれ,外れの原理について教えてください
Vベルトの反転、ねじれ、外れの原理について詳しく教えていただきたいです。また、学術書等があれば教えていただきたいです。また、回転数は800~2200rpmの範囲内です。
ベルト速度が速くて遠心張力が大きくなり,ベルトが外れたり、横転することはあります.
プーリ径がわかりませんが,今回の回転数はそれほど速くありませんので、考えにくいと思われます。
また,ベルトの振動が原因で起こることもありますが,条件をまったく同一にして実験を行ってもなかなか再現できないのが現状です.従って,ご質問のような現象は,突発的に生じる現象であり、理論的に説明された文献は見当たりません.反転するなどの推定発生要因としては,以下のようなことが考えられます.

  • ベルト速度が非常に早く、遠心張力が大きくなり反転(横転)する
  • プーリのミスアライメント
  • ベルト振動による反転現象(共振、低取付張力,スパンが長く負荷変動や回転変動等で張力変動が大きい)
  • プーリとの接触角度が少ない
  • プーリの溝形状が不良(摩耗や角度不良)
  • ①~⑤の複合によるもの。

①については,ベルトメーカのカタログによってはベルトタイプによって使用可能速度は記載されており,また,「数値化」はされてます.しかし,②~⑤は使用条件により異なりますので,明確な数値化はありません.

なお,①については「ベルト伝動・精密搬送の実用設計(養賢堂発行)」のP66~P67に 簡単に記載されています.