ベルトの接合方法について教えて下さい Part2
不織布の場合の接合の場合は、ご教授いただいた接合方法以外に特殊な方法があったりするのでしょうか
不織布の場合も基本的な接合方法は同じです。ご質問者の検討されている不織布の素材及び構造が不明ですので、一般的に販売されています不織布のベルトについて同様に、加工及び特性に関してのメリット/デメリットにつきましても下記表にまとめましたのでご参照ください。
*一般的な不織布の場合、ベルトとして使用するには強度的に弱く、残留伸びが大きいため、短期にベルトとしての機能が得られませんので、製造時にカーカスと呼ぶ心体を挟んだもので今回の回答例としました。

名称スカイブジョイントフィンガージョイント
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特徴
1素材に応じて接着剤が必要不織布を構成する熱可塑性樹脂と同素材を裏側から当てて溶融ホイルとして使用します
2加工温度は常温もしくは120℃までで加工可能
高価な高温タイプのプレス機が不要
熱可塑性樹脂の溶融温度に応じた高温タイプの専用プレス機(120~200℃が必要)
3ジョイント部の厚みが相対的に厚く,硬くなるジョイント部の厚みはジョイント部以外の部分とほぼ同じ厚みに仕上がる
4大きなプーリ径が必要プーリ径を小さくできる
5屈曲疲労特性に劣る屈曲疲労特性に優れる
6寿命が限定される寿命が長い
7使用用途に応じて進行方向の検討が必要進行方向の検討は不要
8プーリとベルト間に搬送物などの異物が入っても早期に故障することは少ないプーリとベルト部に異物が入ると突合せ部分から口を開きやすい

その他接合方法
欧米では現場でも簡単に短時間で加工できる金属のレーシング加工が主流ですが、日本国内では搬送物にキズを付ける。故障時に作業者が怪我をする。寿命が短い。などの理由であまり使用されていません。

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