バンドー化学FOOMAで効率化・省エネを訴求

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掲載情報:2013/06/25発行 6~7面


バンドー化学は、6月11日~14日の4日間、東京ビックサイトで開催された「FOOMA JAPAN2013」に出展。食品加工の工程ごとに使用される各機械に適したベルトや食品搬送に関するトラブル解消、付着性の改善など、効率化や省エネに寄与する各種製品を紹介した。 出品製品は搬送用樹脂ベルト「サンラインベルト」非付着・低収縮仕様、長尺ウレタン歯付ベルト「バンコラン・ロングシンクロベルト」、ウレタンコードベルト「バンコード」など。 同社の樹脂ベルト「サンライン」は豊富な品揃えと高品質で特に食品・食品機械業界では高い評価を得ており、安定した実績を示している。 樹脂ベルトでは、高い評価を得ている商品分野に引き続き注力。また物流分野に関しては低コストの要求が強く、これに対応できるベルトを投入し拡販を図る。さらに国内市場に加え、海外市場にも積極的な取り組みを進める。昨年11月に中国・上海に搬送用ベルトの加工を行う新会社を設立し、稼働を開始。今後も中国を含めた東南アジアを中心に体制の強化に努め、海外展開を活発化させる。 一方、ゴムコンベヤでは火力発電所向けに急傾斜コンベヤなどの販売が堅調で、今後も急傾斜コンベヤや密閉搬送用コンベヤなどの特長品の拡販に注力する。また海外資源国向けの販売は堅調に推移しており、海外に軸足を置いた戦略を推進する。グローバルな視点で、最適地で最適な供給ができるよう、総合的な強化を図り、ニーズに合致した製品の供給と設計・加工・モニタリング・点検などにより、補修市場での拡販に注力する。 同社では、全社をあげてグローバル展開を推進しており、海外の拠点を活用し、海外での拡販に努めている。